シンガポール観光の足としてかかせないMRT(電車)。
日本と電車と乗り方がほぼ同じなので、初心者の方でも利用しやすい交通機関ですが、やはりシンガポールならではのルールもあります。
ルールを知らないばかりに、罰金を請求された・・なんてことにもなりかねないので、予習は大切ですね!
今回は、シンガポールMRTの乗り方(切符の種類や買い方・交通カードなど)や注意点などをまとめてみました。
シンガポール旅行へ行かれる方はぜひ、参考にしてみてくださいね♪
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このページの目次(もくじ)
シンガポールの電車(MRT)は基本的に日本と同じ!
photo by alantankenghoe
シンガポール観光の移動にかかせないMRT。
MRTとは、Mass Rapid Transit(マス ラピッド トランジット)の略で、電車・地下鉄を指す言葉です。
「MRT」なんて聞きなれない言葉なので「ちゃんと乗れるかな・・」と不安に思う方もいるかもしれませんね。
でも、大丈夫!基本的には、日本の電車や地下鉄と同じように乗ることができます。
シンガポールMRT(電車)の概要
現在はあるのは6路線。分かりやすくそれぞれ色分けされています。
【緑】東西線(East West Line)
【赤】南北線(North South Line)
【紫】東北線(North East Line)
【黄】サークル線(Circle Line)
【青】ダウンタウン線(Downtown Line)
【茶】トムソン・イーストコースト線(Thomson-East Coast)
MRTは本数が多いので、日本のように電車の時刻を調べて乗る人はあまりいません。数分待てば、次の電車がやってきます。
無人運転のハイテク車両でもちろんエアコン完備!渋滞の心配もないので、郊外など長い距離を移動するのに特に便利です。
シンガポールMRTの料金システム
シンガポールMRTの料金システムは日本と同じく、距離によって異なります。
スタンダードチケットでS$1.5~2.5、ez-linkカード(交通カード)でS$0.77~S$2.02です。
ez-linkカードで乗車する場合はez-linkカードのチャージ残額が少ないとICリーダーにエラーが起きて、改札が開かない場合も。
目安として$3.0は残しておくようにしましょう!
6路線あるのでちょっと複雑!詳しい料金を知りたい方は、公式サイトで簡単に調べることができますよ♪
シンガポールMRTの切符の種類と買い方
MRTは、切符を購入し、改札を通り乗車するという日本と同じ流れでに乗車しますので、まずは切符を購入します。
MRTで使える切符は以下の3種類。
- スタンダートチケット(Standard Ticket)
- ez-linkカード
- シンガポール・ツーリスト・パス(Singapore Tourist Pass)
切符の種類次第ではお得にMRTを使えるので、ぜひ予習してからお出かけしてくださいね♪
スタンダードチケット(Standard Ticket)
基本的にMRTには、日本のような“1回しか使わない切符”というものはありません。
スタンダードチケットとよばれるこの切符も、6回分(30日間有効)つかえるカード型の切符です。(とはいえ、ペラペラですがw)
運賃はS$1.5~2.5で、行き先を指定してその都度お金を払うタイプの切符です。
スンダ―ドチケットの買い方
photo by Dickson Phua
- 券売機の表示をわかりやすいよう英語表記にする
画面右側のEnglishをタッチしてわかりやすいように英語表記にします。 - 駅名を選択する
「Buy Standard Ticket」の中の「Map(路線図から選択)」)」または「Station Name(駅名選択)」 をタッチします。 - 行きたい駅の名前を選択する
- 金額と駅名が表示されるので確認。「Single Trip(片道)」または「Return Trip(往復)を選択する
- 入金するとスタンダードチケットが発行されます
スンダ―ドチケットの6回分(30日間有効)の意味
「6回も使える普通の切符ってどういうこと!?」という方に向けてスタンダードチケットの仕組みについて説明します!
スタンダードチケットは初回の購入時に10セントのデポジット(保証金)が含まれています。一度発行した後は、同じチケットにチャージして使います。
3回乗車するときに運賃から10セント割引(デポジット分返金)、6回使いきったときにはさらに10セント割引されます。
運賃から割引するというやり方で、デポジットが返金されるということですね!
観光で6回利用するのは難しい面もありますが、できれば6回利用してデポジットを返金したい所です。
ez-link(イージー・リンク)カード
ez-linkカードとは、MRT・バスでつかえるプリペイド式交通カードです。カード型の切符で、日本のパスモ・スイカなどの様に改札にかざして使います。
ez-link(イージー・リンク)カードの買い方
ez-linkカードは、各MRT駅のチケット・オフィス(Tickec Office)、駅のパッセンジャーサービス、セブンイレブンなどで購入できます。
券売機ではなく、有人の窓口で販売されています。
カード代金は、S$12。うち、カード代金がS$5、運賃として使えるのがS$7となっています。※カード代金のS$5は返金されません。
ez-link(イージー・リンク)カードのチャージの仕方
- ez-linkカードをカードリーダにセットする
カードをのせると残高などの情報が見られます - Add Valueをタッチし、チャージしたい金額・支払方法を選択
チャージできるのはS$10・20・30・40の4種類。現金またはクレジットカードで支払いができるので、支払い方法も選びましょう。
「receipt」をタッチするとレシートが発行されますので、念のため取っておいた方が良いと思います!
シンガポール・ツーリスト・パス(Singapore Tourist Pass)
シンガポール・ツーリスト・パスとは、観光客向けにつくられたMRT&バスの乗り放題パスです。
チケットの種類は以下の3種類。パスはその日の各交通機関の営業時間の終了まで有効です。
- 1日券:S$20
- 2日券:S$26
- 3日券:S$30
各チケットにはS$10のデポジット料金が含まれています。パスを購入した日から5日間以内に、払い戻しを行うとS$10返ってくるので忘れずに手続きをしましょう!
また、乗り放題の時間が終わったあとは、ez-link(イージー・リンク)カードとして使うことができます。
1日券を購入したとすると、2日目は乗り放題ではなくなりますが、券売機で料金をチャージすれば、ワンタッチでMRT・バスを使えるということです。
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シンガポール・ツーリスト・パスの買い方
シンガポール・ツーリスト・パスは、すべての駅で取り扱いがあるわけではありません。
以下の駅のチケットオフィスで購入できます。詳しくは公式サイトで確認してみてくださいね。
- チャンギ国際空港駅 (Changi Airport)
- オーチャード駅(Orchard)
- チャイナタウン駅(Chinatown)
- シティ・ホール駅(City Hall)
- ラッフルズ・プレイス駅(Raffles Place)
- アン・モ・キオ駅(Ang Mo Kio)
- ハーバーフロント駅(HarbourFront)
- ブギス駅(Bugis)
シンガポール・ツーリスト・パスの返金方法
パスを使い終わったら、かならずS$10返金してもらいましょう!
基本的にパスを購入した場所であれば返金手続きが可能です。上記のパス販売駅のチケットオフィスで返金してもらいましょう。
パッセンジャーサービスやキオスクなどでは対応できないので注意が必要です。
返金できるのは、パス購入日から5日間がリミットです。例えば、3日間パスを月曜日に購入したとすると、土曜日までに返金手続きが必要となります。
スケジュールに合った切符を
一概にどの切符がお得!とは言いにくいので、どの程度公共交通機関を使うのかを考えて選んでみてください。
ez-linkカードはスタンダードチケットに比べるとお得なポイントが多いです。
- 1回あたりの乗車につき10~20セントほど安い料金で乗車できる
- その都度、券売機に並ぶ必要がない
- MRT+バスを乗り継いだ場合、お得な乗継料金で乗車できる
ですが、S$5のカード代が返金されないのは短期旅行者にとってはマイナス・・。
ez-linkカードは5年間有効なので、たびたびシンガポールに訪れる予定がある方や長期滞在の方はお得&便利に乗車できるので購入してみても良いかと思います。
- 短期滞在・タクシーも使う予定の方⇒スタンダードチケット
- 長期滞在・頻繁にシンガポールへ来る方⇒ez-linkカード
- 主にMRT・バスを足にして観光する方⇒ツーリストパス
シンガポールMRT(電車)の乗り方
基本的に日本と同じ流れで乗車できます。
大きな駅では路線の色を頼りにホームを目指しましょう。案内板も英語で書いてあるのでそこまで困りません。
切符は全てICチップをかざす方式のものなので、ピッと切符をかざして改札を通ります。
シンガポールMRT(電車)は乗換えも簡単
別の路線への乗り換えは、改札を出ずに次のホームに向かいます。すぐ目の前のこともありますが、ホームが離れていてかなり歩くところも・・・
電車を降りたら、来た時と同じように切符をかざして改札を出ます。
たまに、不具合で改札が通れない!なんてとこも。
そんなときは、改札横にあるパッセンジャー・サービスに申し出てください。すぐに通してもらえますよ。
MRT(電車)乗車の際の3つの注意点
MRTに乗る際の注意点をいくつかご紹介します。場合によっては最大S$5,000の罰金を支払うよう命じられるので必ずチェックしてくださいね!
シンガポールMRTでの禁止事項
シンガポールには規則がいっぱいあって、何事も罰金で取り締まっているというのは有名ですよね。車内でよく見る禁止マークは次の4つです。
- 飲食禁止
- 禁煙
- 危険物持ち込み禁止
- ドリアン持ち込み禁止
この中で気をつけたいのは飲食禁止!!電車内だけでなくホームでも禁止。ペットボトル飲料を飲むのもダメです。
禁止事項はその他にもいろいろありますが、一般的なエチケットを守っていれば問題ありません。
例えば、「つばを吐かない」「ゴミを捨てない」「座席に足を投げ出さない」「車内や構内をうろつかない」など・・。
MRTの移動は冷房対策に羽織ものはマスト
東南アジアの冷房設定は、日本人には寒すぎる感じることが多いです。
ときどき極端に車内が寒いこともあるので、羽織物は必需品です!
MRT駅構内のベビーカーはエレベータを使おう
シンガポールは、ベビーカーについては日本よりも寛容で、MRT内でもよく見かけます。
びっくりするのが、駅構内のエスカレーターにベビーカーごと乗る人が多いこと!
シンガポールのエスカレーターは速度が速いし、かなり長いものもあるので、見ていて怖いなと思うこともあります。
駅には必ずエレベーターが設置されています。遠回りになることもありますが、そちらを利用しましょう。
シンガポールの人たちは、子どもを見つけるとすぐに席を譲ってくれます。子連れでMRTを利用したら、きっと地元の人の優しさに触れられると思いますよ♪
シンガポールMRT(電車)まとめ
観光にMRTを利用するのは、便利なことはもちろん、地元の人の生活を体験するよい機会にもなります。
アナウンスが「英語・中国語・マレー語・タミル語」で流れることもあって面白いですよ♪
乗り方は本当に簡単なので、シンガポールに行ったら、ぜひMRTに乗ってみてください!
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