2年半ぶりに家族での海外旅行計画。子連れで楽しめるかつ、色々と勝手がわかっているシンガポールへ行くことに決めました。
大人2名、5歳児1名14泊15日のかなり贅沢なゆったり旅。
4度目のシンガポールで、慣れたものと思っていたのも大きな間違い。物価の上昇と円安でこれまで以上にお金がかかって驚きの連続でした。
(※2022年7月、1シンガポールドルはクレジットカード決済で約98円)
自分ひとりであれば安宿で済ませることも考えられましたが、久しぶりの華族で海外旅行です。せっかくなのでよいホテルに泊まりたいということでホテル選びは難航。
思い切ってヨーロッパ旅行のためにとっておいたポイントを大放出してホテル代を大きくコストカットすることに決めました。
コロナで海外に出れない間、マリオット、ヒルトン、IHGグループのポイントをずっと貯めていたんです。
結果的に、ホテルと航空券はポイントを使って取得したので数十万円単位で節約でき、夫も大喜び!
この記事では、実際にどれくらい物価が上がったのか、宿泊費を大きくコストカットできた理由について詳しく解説していきます。
シンガポールの物価高騰について
2022年7月、1シンガポールドルはクレジットカード決済で約98円。
前回来た時が78円~80円だったので為替レートだけで1.2~1.3倍となっています。
まずはこの為替レートを前提に、実際に現地で感じた物価の高騰について、実体験をもとにお話します。
ホテル・宿泊料金
これまで泊まってきたのは中級クラスのホテルで、ハイシーズンに1~1.5万円くらいのお手頃価格。
前回年末年始という超ハイシーズンに泊まったホテルがなんでもない7月の平日に1.5倍になっていました。
簡素なビジネスホテルでも1泊1万円近くしたり、セントーサのリゾートホテルはどこも5万円以上(以前よりサービスが縮小されていると感じるのに…)。
日本のホテルより明らかに高い・・・。
ウェスティンやマリオットホテルですら直前は10万円近くになっていたりとびっくりの連続でした。
アミューズメント施設・チケット代
子連れシンガポールの楽しみといえばナイトサファリ、シンガポール動物園などの動物園巡りやアドベンチャーコーブウォーターパークなどのプール、そしてユニバーサルスタジオシンガポールなどの遊園地。
以前は各種代理店が格安チケット販売をしていましたがコロナ後大きな割引は見かけなくなりました。
また、そもそものチケット代自体がホテルと同様値上がりしており(約1.2倍)家族3人で比較すると結構な金額に。
飲食代や観光にかかる費用が値上がりしていることは仕方ないと割り切りましたが、事前に準備できる宿泊費だけはなんとかできないかと考えました。
宿泊費を大きくコストカットできた理由はポイント利用
冒頭にも書きましたが、今回は小さな子供も一緒ということもあって、あまり安宿を選びたくありませんでした。
わたしは比較的どんな場所でも眠れるのですが夫がやや神経質で外の音がうるさかったりするとあまり眠れず疲れが残ってしまうタイプ。
しかも普段娘は子供部屋で寝ているため、大人ふたり+子供で狭いベッドとなると快適とは言えません。
同行者との関係によりますが、やはりある程度広さや清潔感がないと旅の雰囲気にも影響してきます。
久しぶりの家族で海外。節約するというよりは心地よく快適な旅にしたい。
そうすると探すホテルはどこも1泊3〜5万に。
ところが、そんなわたしに少し違う視点をもたらしてくれたのが、仕事柄ポイントを貯めていたマリオット、ヒルトン、IHGグループのホテルでした。
会員特典のつくグループホテルはとても高級なイメージがありますが、クレジットカードの入会特典や紹介ポイントで1泊10万円以上するようなホテルに無料宿泊したり、3~5万円と割引価格で宿泊できるなど、大変お得に利用できました。
こういう話をすると
と感じるかもしれませんが、ただでさえ物価が高騰している環境です。
高い料金を支払って「この価格でこのクオリティ?」と感じてしまうホテルに泊まるよりも、1泊10万円以上するようなホテルにポイント3〜5万円相当で宿泊するほうが価値があるという考えに至り、この選択をしました。
コロナの間「いつか海外に行く時のために」と夫もマリオットのクレジットカード(マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカード)をつくり、ポイントを貯めてくれていたので約3泊分捻出できたのも大きかったと思います。
クレジットのポイントに疎い夫も、さすがにこの効果を感じ、普段なかなか泊まることのできない宿泊先に心から喜んでいました。
広い部屋のおかげで夫も娘も終始ご機嫌で、お互いリラックスして過ごせたのである程度のお部屋を選んで正解でした。
加えて海外旅行の保険代、スーツケースの無料宅配を合わせるとふたりで2万円ほど節約できたのも大きなメリット!
一生の思い出ともいえるほど素晴らしい旅ができ、ぜひこの体験を読者の方にも味わってほしいと考え、この記事を書き始めました。
多くの人はシンガポール旅行というと3日~1週間の滞在だと思うのでぜひ参考にできる部分だけでもとりいれていただけると嬉しいです!
シンガポールで実際に宿泊したホテルと料金
それでは実際にわたしが2週間滞在した中で、どんなホテルに泊まったか具体的に紹介します。
さきほどお話しした通り、わたしは仕事柄、マリオット、ヒルトン、IHGグループの会員になってポイントを貯めています。
今回は特にお得に泊まれたマリオットに絞って滞在しました。
エリア | ホテル名 | ポイント数 | 当日の 宿泊料金 |
---|---|---|---|
市内中心 | ヴァガボンド | 32,000P | 517S$ ¥50,666 |
ウェスティン | 40,000P | 720S$ ¥70,560 |
|
JWマリオット | 48,000P | 552S$ ¥54,096 |
|
マリオット | 30,000P | 494S$ ¥48,412 |
|
マックスウェル | 41,000P | 682S$ ¥66,836 |
|
セントーサ | Wセントーサ | 57,000P | 622S$ ¥60,956 |
シャングリラセントーサ | - | 580S$ ¥56,840 |
ここで挙げたホテルはほんの一部。シンガポールにあるマリオットホテルは別ページにまとめていますので、詳しくはそちらをご覧ください。
宿泊に必要なポイント数と宿泊料金を比べてみると、ポイント数の方が少なくシンガポールはポイントをお得に利用できる旅先と言えます!
宿泊に使うポイントは①無料で貯めたものと、②セールの時期に購入する2パターン。
①マリオットとヒルトンに関してはホテルのアメックスカードを作った際にもらえる入会特典や紹介ポイントで、無料でポイントを一気に貯められるほか、生活費の支出をアメックスカードにまとめると普段の支出でポイントが貯まります。
②ポイントをセールで購入すると、だいたいマリオットで1ポイント1円以下、ヒルトンで1ポイント0.7円以下(レートやタイミングによる)で手に入れることができます。
これらの方法を駆使すると、通常で予約するより遥かに安く宿泊できるというわけ。
わたしが1泊10万円以上するようなホテルに大人ふたりで無料で予約したり、3~5万円と割引価格で宿泊でき大変お得になったというのはこういった方法を実践したからです。
※ポイントは随時購入できますがお得なセールは1年に何回かあるキャンペーンのとき。事前にカードを作っておいてタイミングよく購入するのがコツです。
※ポイントはドルでの購入になるためレートは変動します。
以前はわたしも、そもそもこんな旅行ができるのはある程度経済的に余裕がある人だけだと思っていましたが、そこまで余裕がないからこそポイントをやりくりして泊まるのがお得なのだと気づかされた旅でした。
それでは実際にわたしが今回の旅でポイント宿泊したホテルをいくつか紹介します。
Wシンガポール
緑豊かな自然に囲まれたセントーサ島内の端側、セントーサコーブは世界中のセレブたちが集まるヨットハーバー。
セントーサ唯一のマリオット系ホテルがWです。
同じセントーサ内にあるシャングリラと比べても設備が新しく、モダンなホテルが好きな人には圧倒的にこちらがおすすめ。(シャングリラはビーチ直結なので、古いのみ目をつむればよりリゾート感は強い)
朝食のレベルもかなり高く、プールも楽しいので予定のない日に1日ホテルでゆっくり過ごすのがおすすめです。
ウェスティンシンガポール
王道の高級ホテルが好きなら絶対におすすめなのがウェスティン・シンガポール!
ベイフロントのビジネス街にある高層ホテルで想像以上にラグジュアリーな空間でした。
そしてホテル会員ならではの醍醐味である、ホテルに沢山泊まるかカード決済額が大きい人に与えられる※エリート会員資格も魅力のひとつ。
※エリート会員資格とは、各グループホテルに存在する会員制度のこと。決められた期間内に一定回数の宿泊をするか、一定条件をクリアすると所定の会員ランクが付与されます。
会員特典はランクによって異なりますが、今回宿泊したマリオットやヒルトンの場合は朝食無料サービスやラウンジの利用、空室次第でアップグレードしてもらえる等の特典がありました。
今回は、エリート会員資格のおかげで朝食やラウンジ料金が全て無料になりました!
さらにお得な豆知識をひとつ。貯めたポイントで5泊連続で予約すればマリオットもヒルトンも1泊無料になるんです。
1泊10万円以上するホテルが1泊無料になる上、ポイントを使えば半額近い金額で泊まれるってすごい!!
高級ホテルにお得に泊まる方法
さて、ここまでマリオット、ヒルトン、IHGなどの会員特典のつくグループホテルはポイント制度を上手く利用するとお得に泊まることが可能だという話をしてきました。
ここから具体的に、どのようにしてポイント制度を上手く利用すればいいのかという話をしていくわけですが…
そのやり方はずばり、泊まりたいホテルグループのクレジットカードを作ることです。
正直なところ、ホテルグループのクレジットカードは決して安くない年会費が最大のネック。
でも、安心してください。
マリオットもヒルトンも入会特典で大量のポイントがもらえる上に、この記事で紹介する4枚のカードは年間150万円の利用をすると毎年1泊無料で宿泊できる特典が付与されます。
なので、年間利用額150万円以上でホテルに宿泊する予定があるなら年会費の元は取れます。
クレジットカードの発行をおすすめする理由
「なぜお得に宿泊するためにクレジットカードの発行が必要なのか」
その理由は簡単。
クレジットカードなしにポイントを貯めるのは難しいから!
細かい説明は一旦省いて、マリオットとヒルトンのクレジットカードの大まかな特典内容をざっくりまとめてみるとこんなかんじ。
- 入会特典や紹介ポイントが大量にもらえる
- カードを持っているだけでエリート会員資格が手に入る(一部を除く)
- 年間150万円決済で翌年無料宿泊1回(一部例外あり)
- 日々の決済でホテルのポイントが貯まる
最大の目玉はエリート会員資格と無料宿泊1回。
年間利用額さえクリアできれば年会費は無料宿泊で元が取れる上に、本来であれば年間50泊以上しなければ手に入らない、時間もお金もかかるエリート会員資格がカード発行や一定のカード利用で手に入ります。
カードを発行したときの入会特典でもらえるポイントと、日頃の決済で貯まるポイントの貯まりやすさも◎
クレジットカードなしでポイントを貯めるのは厳しいので、お得にポイント宿泊を目指すならホテルグループのクレジットカードは必携です。
おすすめのクレジットカード4種
マリオットとヒルトンのクレジットカードはそれぞれ一般カードとプラチナカードの2種類があります。
マリオット | 年会費 |
---|---|
一般カード マリオットボンヴォイアメックスカード |
23,100円 |
プラチナカード マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカード |
49,500円 |
ヒルトン | 年会費 |
---|---|
一般カード ヒルトンアメックスカード |
16,500円 |
プラチナカード ヒルトンアメックスプレミアムカード |
66,000円 |
どちらも2種類ずつなので覚えやすいですね。
こうして一覧で見ると高額な年会費に驚いてしまうかもしれませんが、高額な年会費にはそれだけの理由(特典)がしっかりあるので、パット見の安さだけで選んではダメ。
年間利用額150万円以上でホテルに宿泊する予定があるなら年会費の元は取れます。
余裕があるならやはりポイントが多くもらえて特典の多いマリオットとヒルトンのプラチナカードがおすすめですが、そこまでカードやホテルにお金はかけられない人にはヒルトンの一般カードを推します。
クレジットカードの選び方(マリオットの場合)
まずはマリオットから。特に重要なカード特典について簡単にまとめてみました。
一般カード | プレミアムカード | |
---|---|---|
年会費 | 23,100円 | 49,500円 |
ポイント | マリオットボンヴォイポイント | |
ポイント還元率 | 通常100円→2ポイント マリオット100円→4ポイント |
通常100円→3ポイント マリオット100円→6ポイント |
マイル交換先 | ANA・JAL含む世界の約30社と提携 | |
マイル還元率※ | 0.83% | 1.25% |
特典 |
マリオット「シルバー会員」資格が自動付与 | マリオット「ゴールド会員」資格が自動付与 ※年間400万円以上で「プラチナ会員」資格 |
年間150万円利用・継続で3.5万ポイント分無料宿泊 | 年間150万円利用・継続で5万ポイント分無料宿泊 |
マリオットボンヴォイカードの魅力はやはり
- ANAやJALを含む世界30社に対応しているマイル交換
- 年間150万決済と継続でもらえる無料宿泊
- プレミアムカードのゴールド会員資格自動付与
特にプレミアムカードは特典利用でマイル還元率も1.25%と高還元。
ヒルトンはマイル還元率があまり良くないので、マイルの利用を視野に入れてカードを選ぶなら、マリオットボンヴォイプレミアムカード一択です。
発行するかどうかのキーポイントは年間150万決済
一般カードにしても、プレミアムカードにしても、発行するかどうかの一番のキーポイントは年間150万円(月12.5万円)のカード決済が可能かどうか。
そもそも年間150万円決済が厳しい場合は、特典の無料宿泊がつかないのでメリットはかなり少なくなり、発行自体おすすめできません。
一般カードは年1で高級ホテルに滞在したい人向け
一般カードの場合は、年間150万利用でもらえる3.5万ポイント分の無料宿泊の利用が中心になると思います。
年に1度高級ホテルに滞在したいという方にはおすすめ。
年間150万利用時にもらえる通常ポイント還元は3万ポイントなので、無料宿泊分とあわせて6.5万ポイント。そこに入会特典でもらえるポイントをあわせると安いホテルなら2泊、3泊宿泊できるポイントになります。
ホテル名 | ホテルランク | ポイント数 | 参考価格 |
---|---|---|---|
フォーポイントバイシェラトン | セレクト |
25,000P | 376S$ ¥34,780 |
コートヤード・シンガポール・ノベナ | 30,000P | 410S$ ¥37,925 |
|
ザ ヴァガボンド クラブ ア トリビュートポートフォリオ | プレミアム |
32,000P | 517S$ ¥47,822 |
ウェスティン・シンガポール | 39,000P | 720S$ ¥66,600 |
|
ダクストン・リザーブ・シンガポール、オートグラフ コレクション | 43,000P | 682S$ ¥63,085 |
|
マクスウェル・リザーブ・シンガポール、オートグラフ コレクション | 43,000P | 682S$ ¥63,085 |
|
シンガポール・マリオット・タンプラザ・ホテル | 30,000P | 494S$ ¥45,695 |
|
ウェアハウスホテル,シンガポール | 32,000P | 429S$ ¥39,682 |
|
シェラトン・タワーズ・シンガポール | 39,000P | 481S$ ¥44,492 |
|
ザ・リッツ・カールトン・ミレニア・シンガポール | ラグジュアリー |
設定なし | 600S$ ¥55,500 |
JWマリオット | 55,000P | 552S$ ¥51,060 |
|
セントレジス・シンガポール | 60,000P | 822S$ ¥76,035 |
|
Wシンガポール | 55,000P | 622S$ ¥57,535 |
2022年6月平日のレートでこのぐらい。冬のオフシーズンはこれより安くなりますし、ハイシーズンはさらに金額が上がります。
マイル還元率はプレミアムカードほど良くはありませんが、5万円近い年会費を捻出するのは厳しいけれど、マイルは貯めたいし、マリオットホテルにも泊まってみたいという人に一般カードと言う選択肢はなきにしもあらずといったところでしょうか。
残念ながら、マリオットの一般カードで付与されるシルバー会員にはステータスのうまみがあまり感じられないかもしれません。
- 優先レイトチェックアウト
- レストラン・バー10%割引
- 10%のボーナスポイント
ステータス目的の利用にはおすすめできませんが、年に1度高級ホテルに滞在したいという方にはおすすめです。
プレミアムカードのゴールド会員自動付帯が魅力
プレミアムカードの年間150万利用でもらえる無料宿泊は5万ポイント分。
年間150万利用時にもらえる通常ポイント還元は4.5万ポイントなので、無料宿泊分とあわせて9.5万ポイント。入会特典でもらえるポイントと合わせると、一般カードよりも余裕をもってシンガポール滞在を楽しむことができます。
ホテル名 | ホテルランク | ポイント数 | 参考価格 |
---|---|---|---|
フォーポイントバイシェラトン | セレクト |
25,000P | 376S$ ¥34,780 |
コートヤード・シンガポール・ノベナ | 30,000P | 410S$ ¥37,925 |
|
ザ ヴァガボンド クラブ ア トリビュートポートフォリオ | プレミアム |
32,000P | 517S$ ¥47,822 |
ウェスティン・シンガポール | 39,000P | 720S$ ¥66,600 |
|
ダクストン・リザーブ・シンガポール、オートグラフ コレクション | 43,000P | 682S$ ¥63,085 |
|
マクスウェル・リザーブ・シンガポール、オートグラフ コレクション | 43,000P | 682S$ ¥63,085 |
|
シンガポール・マリオット・タンプラザ・ホテル | 30,000P | 494S$ ¥45,695 |
|
ウェアハウスホテル,シンガポール | 32,000P | 429S$ ¥39,682 |
|
シェラトン・タワーズ・シンガポール | 39,000P | 481S$ ¥44,492 |
|
ザ・リッツ・カールトン・ミレニア・シンガポール | ラグジュアリー |
設定なし | 600S$ ¥55,500 |
JWマリオット | 55,000P | 552S$ ¥51,060 |
|
セントレジス・シンガポール | 60,000P | 822S$ ¥76,035 |
|
Wシンガポール | 55,000P | 622S$ ¥57,535 |
2022年6月平日のレートでこのぐらい。冬のオフシーズンはこれより安くなりますし、ハイシーズンはさらに金額が上がります。
これだけでもかなり違いますが、プレミアムカードの本当にスゴいところはカード保有だけで付与される会員ステータス。
なんと!保有するだけでマリオットボンヴォイのゴールド会員が提供されます。
プレミアムカードの年会費49,500円はかなり高額な部類に入りますが、マリオットのゴールド会員は本来であれば通常1年間に25泊が必要なステータスなので、それだけで年会費以上の価値があります。
- お部屋のアップグレード
- 14時までのレイトチェックアウト
- ウェルカムギフト500ポイント
- レストラン・バー15%割引
- 25%のボーナスポイント
さらに年間400万円決済でプラチナ会員が付与。プラチナ会員は本来であれば年間50泊以上の実績が必要なステータス。ゴールド会員特典の内容に加え、ラウンジの利用や朝食無料の特典がつきます。
もし年間決済額400万円に不安がなければ、4枚の中で選ぶべきはマリオットボンヴォイプレミアム一択かなぁと思います。
総括すると・・
いずれも最低150万円利用することを前提に
少しでも年会費をおさえて高級ホテルに泊まりたいなら一般カード
マイルを貯めたい、高級ホテルに2泊以上したいならプレミアムカードがおすすめです。
年会費が高額なため、誰もが持てるカードではありませんが、経済的に余裕のある方には自信を持っておすすめできますし、わたしも今後しばらく使い続けるつもりです。
また、マリオットボンヴォイアメックスの一番お得な入会方法は『紹介による発行』です。
直接公式ページで入会するより友達やブログで紹介URLを教えてもらって申し込む方がたくさんポイントをもらえるので、お友達や知り合いにマリオットボンヴォイアメックスカードを持っている人がいればぜひ聞いてみてください。
周りに誰もいないという場合は当ブログからもご紹介できますので、ご希望の方は以下のフォームへメールアドレスの入力をお願いします♪
クレジットカードの選び方(ヒルトンの場合)
次にヒルトン。まずは特に重要なカード特典について簡単にまとめてみました。
一般カード | プラチナカード | |
---|---|---|
年会費 | 16,500円 | 66,000円 |
ポイント | ヒルトンオナーズポイント | |
ポイント還元率通常 | 通常100円→2ポイント ヒルトン100円→3ポイント |
通常100円→3ポイント ヒルトン100円→7ポイント |
マイル交換先 | ANA・JAL含む世界の約30社と提携 ※レートが悪くおすすめできない |
|
特典 |
ヒルトン「ゴールド会員」資格が自動付与 | ヒルトン「ゴールド会員」資格が自動付与 ※年間200万円以上で「ダイヤモンド会員」資格 |
年間150万円利用・継続でウィークエンド無料宿泊 | カード継続でウィークエンド無料宿泊※年間300万円以上でさらに1泊無料 | |
※HPCJ初年度1万円 | ※HPCJ初年度無料 |
HPCJとはヒルトンプレミアムクラブジャパンの略。宿泊代25%OFFになるので使いこなすと大変お得。
詳細は「ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン徹底解説!メリット・デメリット」をご覧ください。
ヒルトンが圧倒的に秀でている部分はホテルに関する特典。
マリオットと比べてもヒルトンのほうが明らかにコストパフォーマンスに優れており、年会費に対してホテルに泊まったときに受けられるサービスの満足度が違います。
マリオットとヒルトンの上級ステータス会員は名称こそ似ていますが、会員の特典内容や名称によるステータスのランクは異なるので、まったく別物だと思ってください。
例えば、同じ「ゴールド会員」でも
マリオットは6段階中→上から4番目
ヒルトンは4段階中→上から2番目
内容にも大きく差が出ます。
発行するかどうかのキーポイントは年間150万決済
マリオットと同じく、発行するかどうかの一番のキーポイントは年間150万円(月12.5万円)のカード決済が可能かどうか。
一般カードの場合は年間150万円決済できないと特典の無料宿泊がつかないので、大きなメリットがひとつ減ってしまいますので、発行自体おすすめできません。
決して安くない年会費を支払うことになるので、年間150万円以上の決済は意識して使いましょう。
一般カードでもコスパ◎
ヒルトンの一般カードは、年間150万円決済で無料宿泊がもらえる上に、保有しているだけで上から2番目のヒルトンゴールド会員が提供されます。
ゴールド会員は本来であれば20回または40泊の宿泊歴が必要なステータス。それが16,500円の年会費で手に入ってしまうのはお得すぎます。
ヒルトンのゴールド会員は嬉しい朝食無料サービス付きで、なんと大人2名分+未就学児も無料で朝食を楽しむことができます。
16,500円の年会費はやや高めではありますが、ホテルの朝食2人分無料を考えると無料宿泊分を待たずに数泊ですぐに元が取れてしまいまう計算に。
わたしの友達や家族はそれほど旅行熱心というわけではありませんが、年に1、2回は旅行を楽しんだり、もう少し気軽に出かけられたらいいな~と考えている人が多く、そんな友人たちにおすすめしたいなと思えるのがヒルトンの一般カードです。
プレミアムカードで最上級会員として特別な経験ができるかも…!
今回紹介する4枚のカードの中でもっとも年会費が高額なヒルトンのプレミアムカード。
ヒルトンのプレミアムカードは年間利用額に関係なく無料宿泊がもらえるほか、
年間200万円決済でヒルトン最上級のダイヤモンド会員になれるのは、日頃からカード利用が多い人にとってはかなりのメリット。
さらに300万円の決済が可能なら、無料宿泊が追加で1泊受け取れます。(=合計2泊)
マリオットプレミアムは、年会費49,500円。
→ 年間400万決済して得られるのはプラチナエリート資格。プラチナで朝食無料、ラウンジ利用が可能ですが、これは6段階中で上から3番目のランクです。
対してヒルトンプレミアムは、年会費66,000円。
→ 年間200万円決済で得られるのは4段階中で最上級のダイヤモンドエリート資格。
もちろんヒルトンでも朝食無料、ラウンジ利用が可能なのは変わりませんが、最上級会員としてホテルステイを楽しみたいならヒルトンがおすすめ。
総括
いずれも最低150万円利用することを前提に
高級ホテルにコスパよく泊まりたいなら一般カード
最上級会員のステータスでホテルステイを楽しみたい、高級ホテルに2泊以上したいならプレミアムカードがおすすめです。
また、アメックスの一番お得な入会方法は『紹介による発行』です。
直接公式ページで入会するより友達やブログで紹介URLを教えてもらって申し込む方がたくさんポイントをもらえるので、お友達や知り合いに対象のアメックスカードを持っている人がいればぜひ聞いてみてください。
周りに誰もいないという場合は当ブログからもご紹介できますので、ご希望の方は以下のフォームへメールアドレスの入力をお願いします♪
まとめ
ポイントがお得に貯まるアメックスカード、年会費こそ高額ですが物価の高いシンガポールに3日以上泊まるなら十分元が取れます!
ポイントはショッピングや宿泊をして無料で貯められますし、購入もできるので使い勝手が良いですよ。
マリオットやヒルトンの会員になって以来、国内のホテルを沢山泊まったので今では朝食が無料でつくし、たいていのホテルでアップグレードされるようになりました。
最近は以前のように学生や節約旅で海外旅行するのは厳しくなっていくだろうという危機を肌で感じています。
高級ホテルというと、ある程度経済的に余裕のある人向けの話に聞こえるかもしれませんが、本当は余裕のない人にこそポイントやマイルを駆使してお得に旅を楽しんで欲しいと願っています。
この記事で紹介した4つのアメックスカードを発行するときは、直接公式ページで入会するより友達やブログで紹介URLを教えてもらって申し込む方がたくさんポイントをもらえるので、ぜひ紹介制度を利用してたくさんポイントをゲットしてくださいね。
お友達や知り合いに対象カードを持っている人がいない場合は当ブログからもご紹介できますので、ご希望の方は以下のフォームへメールアドレスの入力をお願いします♪