シンガポールはとても小さい国で、その大きさは東京23区とほぼ同じ大きさ。
そのため空港から中心部までの距離も短く、アクセスも簡単です。
この記事ではシンガポール在住者がおすすめする空港から市内までの5つのアクセス方法についてまとめました。
チャンギ国際空港から市内中心
ホテルの移動はGrabがおすすめ
シンガポールのタクシーや
配車サービスは格安です
到着後の時間を無駄にしないよう
まったく土地勘がない場合や
荷物が多い場合は
ケチらず送迎やタクシーを使いましょう
このページの目次(もくじ)
シンガポールチャンギ国際空港⇔市内5つのアクセス方法
チャンギ空港はシンガポール島の東に位置する空港。
シンガポール自体が小さな国なので、空港から市内へもそれほど距離がなく、時間もかかりません。
空港から市内中心部に向かうアクセス方法は以下の5種類。
- タクシー・Grab
- 送迎サービス
- MTR(電車)
- エアポートシャトルサービス
- 路線バス
おすすめ順に並べてみました。一人旅、家族連れなど、時と場合によって選択してみてください。
はじめてのシンガポールなら車移動がおすすめ
初めてのシンガポール、複数人での利用、荷物が多い、駅からホテルまでの距離が少し離れているなら空港送迎やタクシーなどの車移動がおすすめです。
地下鉄やバスも不安なく乗って大丈夫なのですが、日中は陽射しが強いこと、突然雨が降ることが多いので、大きな荷物を持ってあまり歩きたくないというのが大きな理由です。
シンガポールは治安がよく、ボッタくりの被害もほとんどありません。
海外に慣れている人であれば、タクシーや配車サービスのGrabの活用をおすすめします!
わたし自身も、子供や家族が一緒の場合はほとんど、どちらかのサービスを利用しています。
料金も日本と比べると破格ですし、スムーズな移動は快適な旅のスタートを後押ししてくれます。
タクシー
シンガポールのタクシーは日本に比べると割安なので、中心部までS$25~30で行くことができます。
各ターミナルの到着口を出たところにタクシー乗り場があるので、タクシー乗り場へと移動しましょう。
タクシー乗り場は並んでいる場合もあります。列に並び、自分の番がくるまで待ちます。
順番が来ると係員さんが番号を教えてくれるので、言われた番号の場所にあるタクシーに乗車します。
ベンツなどの高級タクシーは高いので、レギュラータクシーがおすすめ。
順番によっては、確認なしに高級タクシーに回されたという方もいたので、係員に「レギュラータクシー」と伝えると間違いないと思います!
ただ、毎日18時~24時がピークアワーとしてメーターの25%増になるので覚えておきましょう。
料金 | $25~30(ピークアワー・深夜$30~35)※空港特別料金の$3~5が加算される |
所要時間 | 20~30分 |
運行間隔・運行時間 | 約10~30分間隔運行/24時間運行 |
Grab
Grabはシンガポール発祥の配車アプリ。
アプリで行き先や現在地を知らせ、車種を選ぶと、お迎えまでの所要時間や目的地までの乗車料金が表示されます。
少しでも安くしたい、英語でのやりとりが苦手という方には、配車サービスGrabがおすすめ。
Grab App
Grab.com無料posted withアプリーチ
専用アプリから、簡単に「GrabCar」(自家用車、いわゆる白タク)を呼ぶことができます。
Grabはタクシーよりも割安になることもあり、事前に場所を指定できるので英語でのやりとりがほぼ発生せず超簡単!もう手放せません・・・。
ちなみに7歳以下の子供がいるとチャイルドシート着用必須となるため通常のGrabcarは乗れず、Grabfamilyを使用しなければなりませんのでお忘れなく!
最近の傾向からすると、料金はタクシーと同等だと感じることが多いです。雨などが降って混むと、タクシーの2倍近くになることもあるので、臨機応変に使いたいところ!
送迎サービス
海外に慣れていれば、上記のタクシーとGrabが問題なく使いこなせると思いますが、不安がある方には送迎サービスを紹介します。
配車サービスは、予約は簡単&即時確定なのでとっても便利!
サインボードを持って迎えに来てくれるので、海外で緊張している時にホッとしますね。
通常配車サービスはかなり高額なのですが、シンガポールはタクシーとそれほど料金が変わらずリーズナブル。とってもおすすめなので、ぜひ利用を検討してみてください。
予約方法も簡単で、発着地や車種を選択するだけでOKなうえ、チャイルドシートなどの追加オプションもらくらく追加可能です。
人数が5人以上、子供が小さい場合には積極的に利用したいサービスです。
MRT(電車)
MRTで空港から市内までは30~40分ほど。徒歩の移動時間を含めると、ホテルまでの到着は1時間前後になるでしょう。
チャンギ・エアポート駅からシティーホール駅まで行った場合の運賃はS$2.30と料金は格安。
ひとり旅や荷物が少ない時、駅からホテルが近いときはMRTが便利です。
乗車方法も簡単で、EZ-LINK Card(シンガポール版Suica)、Visaタッチ、アップルペイなどが利用でき、日本とさほど変わりません。
エアコンも効いていて車内もきれい+速いとかなり快適なのに運賃も安いので、旅行者にとってはかなりありがたいですね!
ただ、1回だけ乗換えが必要なので、子連れや高齢者の方がいる旅行だとちょっと大変かも。
チャンギ・エアポート駅は、空港の旅客ターミナル2とターミナル3に直結しています。
旅客ターミナル1に飛行機が到着した場合は、空港内のスカイトレイン(無料)でターミナル間を移動してください。
「Traint to City」の案内表示に沿って、MRTの改札に向かい、降車する予定の駅を確認してください。
今回は、一例として、市内中心部シティーホール駅への行き方をご説明します。
チャンギ・エアポート(Changi Airport)駅から2駅目のタナ・メラ(Tanah Merah)駅でジュー・クーン(Joo Koon)駅行のMRTに乗り換え。(空港⇒タナ・メラ駅まで約8分)
タナ・メラ駅からシティーホテル駅までは、約19分。空港から市内中心部まで、トータルで30~40分ほどで到着です。
MRTは、乗り方も簡単で気軽に利用できますが、24時間運行ではありません。深夜便を利用する方は注意してくださいね!
シンガポール公共交通機関は
Visaタッチ決済で乗車できます
かなり便利なので利用しなきゃ損!
年会費無料エポスカードは
☑ Visaタッチ搭載
☑ 海外旅行保険付帯
☑ 最短即日発行可能
旅行好きの間で人気のカード
もはや持たない理由がありません
MRTの切符の買い方・詳しい乗り方は下記の記事を参考にしてみてください!
料金 | S$2.30 |
所要時間 | シティーホール駅まで約30~40分(乗換えあり) |
運行間隔・運行時間 | 約9~11分間隔運行/5:31-24:06(日・祝5:59~) |
公式サイト | https://www.lta.gov.sg/ |
エアポート・シャトル
次にご紹介するのがエアポートシャトル。
チャンギ国際空港から市内ホテルや中央商業地区の任意の場所までの乗り合いシャトルバンです。(チャンギ ヴィレッジ ホテルとセントーサ島のホテルを除く)
事前予約が必要ですが、1人S$10で利用できるのでタクシーより割安。
荷物も運んでくれますし乗り心地も良いので、道中を快適に過ごしたい人にはシャトルバスもおすすめです。
ただ、基本的に乗り合わせになるので、少々待ち時間がかかる場合も。急いでいる方は他の交通手段の方がいいでしょう。
料金 | 大人S$10 子ども(12歳以下)S$7(一人につき荷物は1つまで) |
所要時間 | 20~30分 |
運行間隔・運行時間 | 約10~30分間隔運行/24時間運行 |
エアポート・シャトルは当日空港で申し込むか、webで事前に申し込んでおく必要があります。
当日空港で申し込む方法
到着ターミナルにある有人カウンター『グランド・トランスポート・デスク』または、自動券売機でチケットを購入します。
自動券売機は「city・shuttle・limousine」と書かれた看板の下に3機ほどあります。
3種類のチケットが販売されているので、「shuttle to city hotels」と書かれたチケットを購入しましょう。
- 「shuttle to city hotels」をタッチ
- ホテル名をアルファベットの頭文字から検索してタッチ
- 時間と人数を選択して支払い、発券終了
操作はすごくシンプル!英語表示でわかりやすいので、旅行慣れしている人であれば問題なく利用できると思います。
また、チケットカウンターは現金払いできますが、自動券売機はクレジットカードや電子マネーでの支払いしかできないので注意が必要です。
出発時刻になるとドライバーが迎えに来てくれるので、ガイドブックを読んだり、ジュースやビールを飲んで待ち時間を楽しんでください!
Webで事前予約する方法
シャトルバスで移動するなら、Webで予約しておくのが一番簡単・確実だと思います!
以前は楽天観光体験やKLOOKで予約できましたが、今は休止しているようだったので再開しているかどうかは、HP等で確認ください。
事前に予約しておけば、当日にEチケットを『グランド・トランスポート・デスク』に提出するだけで、スムーズにシャトルバスの申し込みができます。
路線バス
最後に路線バスをご案内します。シンガポールには数多くのバスが通っているため、行ける場所の範囲が広いのが特徴。
バスで向かう場合は空港地下のバスターミナルで、マップとバスの番号を見て自分の向かいたい方向のバスに乗りましょう。
自分が乗るバスを見つけるのは大変ですが、乗ってしまえば乗り換えなく目的地まで行けることも多くとっても便利!
直接市街までいくなら36番(36・36A)のオーチャード・ロード経由の巡回バスもあります。
料金 | 料金S$2.5程度 |
所要時間 | 45~60分 |
運行間隔・運行時間 | 約10~15分間隔運行/6:00-23:00ごろ |
公式サイト | http://www.changiairport.com/content/cag/en/transport/public-transport.html?anchor=taxi |
今回は一例として、市内まで行く36番線バスについてご説明します。
36番線バスはターミナル2とターミナル4のみの停車なので、どちらかのターミナルから地下バス乗り場まで歩きます。
「Bus To City」の表示にそって歩いて行きましょう。
バス乗り場に行くと、それぞれ乗り場の番号が大きく書かれているので、「36番」を見つけて乗車すればOK!
シンガポールのバスは前払いなので、目的地までの運賃をEZ-LINK Card(シンガポール版Suica)、Visaタッチ、アップルペイなどで支払います。
詳しいバスの乗り方は下記の記事で紹介しているので参考にしてみてください!
チャンギ空港から市内までの交通手段まとめ
5つの方法をご紹介させていただきました。
やはり車移動で、快適、安心に旅のスタートを切るのがおすすめです。
料金重視の方は、MRTまたはバスに挑戦してみてください!
バスは日本よりも大きく、立っているスペースが広いので、キャリーケースを持っていてもあまり邪魔になりません。
シンガポールは小さな国なのに交通手段は細やかでとても便利です。
最近はグーグルマップで行き先を入力すれば、電車やバスの番号まで細かく出てきます。
その時の予算や状況に合わせてみなさんに合った交通手段で旅行を楽しんできてください!
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