楽しい海外旅行で、一番悩ましいのがホテル選び。
シンガポールも年々人気の観光都市となり、ホテル代もかなり上がってきました。
マリーナベイサンズ、ラッフルズホテルなど、シンガポールを代表する観光スポットなるようなブランドホテルは1泊10万円~20万円することも珍しくありません。
その他にも、有名ブランドホテルから立地は悪く古いけれどお手頃なホテルまで、シンガポールにはホテルがたくさんあります。
「たくさんあるホテルのなかで、一体どこを選ぶのがいちばんいいのか」
わたし自身もシンガポールには何度も滞在していますが、ハズレホテルに当たったことも何度かあり、がっかりした思い出もあります。
そこで、この記事ではわたしがシンガポールでの宿泊におすすめしたい厳選ホテルをご紹介します。
エリアの雰囲気とホテルの相場を掴んで、ぜひ予算に合わせて自分好みのホテルを見つけてください。
東南アジアのホテル予約は
agodaがおすすめ
なぜなら口コミが多くて
割引率が高いから◎
良いホテルを見つけるコツは
少なくとも100件以上のレビュー
7点以上のホテルを探すこと
シンガポール子連れ家族旅行のホテルの選び方
シンガポールでの具体的なホテル選びをはじめるのコツを紹介します。まず以下の2点について考えてみましょう。
- 宿泊するエリアを決める
- ホテルのグレードと予算を決める
わたしは毎回、ある程度泊まりたい場所にあたりをつけたあと、予算に合わせてホテルを絞りこみます。
最後に口コミを読んでから実際に宿泊するホテルを選ぶと失敗が少なく、期待に近い滞在になりますよ!
宿泊するエリアを決める
わたしが今まで世界中で数百泊してきた経験からお話すると、もっとも重視すべきは立地です。
日中気温がグッとあがるシンガポール。想像以上に疲れて休憩が必要になる可能性が高く、ホテルが中心から離れてしまうと行ったり来たりが大変で意外と消耗します。
子連れシンガポールで最も人気があるのはセントーサ島でしょう。
ユニバーサルスタジオ、水族館、ウォーターパークなどアミューズメント施設が集まっているリゾート島で、アクティビティも豊富です。
わたしも大好きなエリア(詳しくは後述します)で、ぜひ1泊か2泊してほしいのですが、シティサイドへのアクセスが悪く、タクシーやGrabを呼ぼうにも混雑して時間がかかってしまうので、セントーサ以外の滞在も楽しみたければ途中でホテルを変えるのもおすすめです。
旅程に余裕があれば、セントーサ島へ1泊か2泊、シティサイドへ1泊か2泊とわけると効率よく観光できますよ!
リゾートやアミューズメント施設はそれほど興味がないということであれば、地図の①~⑥の範囲で、基本的に同じホテルに連泊がいいと思います。
シンガポールに限った話ではありませんが、ホテルの移動がないほうが身体も休まりますし、土地勘がつかみやすく旅がスムーズに進みます。
観光エリア | 街の雰囲気 | 楽しみ方・施設 |
---|---|---|
マリーナベイ | 高級 THEシンガポール |
マーライオン・マリーナベイサンズ・スペクトラ |
シティホール (サンテック) |
高級 コロニアル・クラシック |
アート・建築などの文化体験 ショッピング |
チャイナタウン (タンジョンパガー) |
中華街 | 絶品中華グルメとショッピング |
アラブストリート (ブギス) |
エキゾチック | 街歩き・カフェ |
リトルインディア (ファーラー・パーク) |
リーズナブル きれいなインド |
リーズナブルな食事とショッピング |
オーチャード | 高級 シンガポールの銀座 |
世界のグルメとショッピング 高級ホテルステイ |
セントーサ島 | 高級 リゾート |
ユニバ・カジノ・プール リゾートホテルステイ |
カトン (イーストエリア) |
ノスタルジック | プラナカン建築・食事 |
それぞれのエリアがどんな雰囲気なのか、写真をたっぷり交えて後ほど紹介します。
ディープなアジアが好きな人には好まれる場所ではありますが、家族旅行で選ぶような場所ではないでしょう。
口コミを参考にするとハズレが減る
宿泊エリアの候補が絞れたら、ホテルの口コミをチェックして実際の利用者の声を確認しましょう。
口コミはとっても大事なのでよく読んでいただきたいのですが、口コミ評価を下げている理由が「食事」であれば、シンガポールの場合あまり気にしなくて良いと思います。
わたしが東南アジアのホテルを予約するときは、agodaかBooking.comを利用します。
一番の理由は口コミが多いこと。点数が低くても自分には許容できる理由だったりすることも多々あるので特に連泊する時はレビューのチェックは欠かせません。
良いホテルを探すコツは、少なくとも100件以上はレビューがあり、7点以上取っているホテルを探すこと。
東南アジアの場合、agodaが割引率が高いので、ぜひチェックしてみてください。
絶対失敗したくないなら外資系ホテル
レビューを見れば当たり外れのリスクが少なくなりますが、せっかくの海外旅行で絶対失敗したくないという人には外資系チェーンホテルをおすすめします。
シンガポールだけでなく世界の各地で利用しましたが、どこのホテルもブランドの基準を満たしているので飛びぬけて悪いホテルには今のところ遭遇していません。
子連れの場合、特典がついたり、スタッフが遊んでくれたりすることもあり、たくさん思い出ができました。
高級ホテルに泊まり始めたきっかけはコロナ禍で海外旅行に行けず国内の仕事に切り替えたこと。以前はわたし自身「そもそも高級ホテルに宿泊するのはある程度経済的に余裕がある人だけだ」と思っていましたが、実際に利用してみたら印象がガラリと変わりました。
近年の物価高騰を鑑みると、そこまで金銭的に余裕がない人こそ、外資系チェーンホテルのポイントをやりくりして泊まるのがお得ではないかと感じます。→詳しくはこちらの記事で書いてます
系列ホテルのエリート会員になっていれば、朝食無料サービスやラウンジの利用、空室次第でアップグレードしてもらえる等の特典があるほか、きちんとした対応をしてもらえます。
エリート会員特典の中で一番ありがたかったのはアーリーチェックインとレイトチェックアウト。
早いときは午前中から、翌日の16時まで滞在したのでホテルでゆっくり身体を休めることができ、子連れでとっても重宝しました。
どこの系列ホテルもエリート会員になるには通常一定の宿泊数が必要なので、それだけを見るとよほどたくさん宿泊したのだろうと思われますが…
実はマリオット系列とヒルトン系列のホテルなら簡単に会員ランクを上げる裏ワザがあります。
それはそれぞれのホテルグループのクレジットカードを申し込むこと!
対象のクレジットカードを持っていると、無条件で会員ランクが付与される仕組みになっています。
- マリオットボンヴォイアメックス
└ 年会費23,100円 - マリオットボンヴォイアメックスプレミアム
└ 年会費49,500円
- ヒルトンアメックス
└ 年会費16,500円 - ヒルトンアメックスプレミアム
└ 年会費66,000円
どのクレジットカードも年会費は高めの設定ですが、入会特典や継続特典の条件クリアでお得にポイントが貯められるので、宿泊にポイントを使えば年会費の元が取れます。
中でもヒルトンアメックスは年会費16,500円とこの中では手頃な価格でありながら、朝食が無料になるヒルトンのゴールド会員になれるのでコスパ最強。
マリオット系列であれば、貯めたポイントをANAやJALのマイルにも交換できるマリオットボンヴォイアメックスプレミアムが人気です。
わたし自身、シンガポールの外資系ホテルに10箇所以上宿泊しましたが、シンガポールらしい個性的なホテルが多く、食事レベルも高いので大満足でした。
コンラッド・センテニアル・シンガポール | 宿泊記 |
ヒルトン・ガーデン・イン・シンガポール・セラングーン | 宿泊記 |
ヒルトン・シンガポール・オーチャード | 宿泊記 |
クラウンプラザチャンギエアポート | 宿泊記 |
インターコンチネンタル シンガポール ロバートソン キー | 宿泊記 |
インターコンチネンタル ホテルシンガポール | 宿泊記 |
ホリデイ イン エクスプレス シンガポール クラーク キー | 宿泊記 |
ホリデイ イン エクスプレス シンガポール オーチャード ロード | 宿泊記 |
ホリデイ イン シンガポール オーチャード シティ センター | 宿泊記 |
ホリデイ イン シンガポール リトルインディア | 宿泊記 |
シンガポールの子連れ家族旅行向け地域・エリアごとのおすすめホテル
シンガポールの子連れ、家族旅行に一押しの地域はやっぱりセントーサ!
年中暑いシンガポールでは、日中プールやウォーターパーク、ビーチで水遊びが楽しいです。
日が暮れてからナイトサファリやガーデンズバイザベイに出かけるのもいいですね。
その他のシティエリアであれば下記の3つを参考にしてみてください。
多くのブログでおすすめされているオーチャード(地図⑥)は、価格帯が高いにもかかわらず、マリーナやその他のおすすめスポットからやや離れています。
何度も滞在していると、世界遺産の植物園へ散歩へ行ったり楽しいですが、初心者向けとしてはそれほど便利でもないので、あえて外しました。
日本的な場所が安心するという方にはもちろんおすすめなのですが、個人的には東京とあまり景色が変わらないので、他のエリアの方が好みです。
子連れ・家族旅行におすすめ!リゾートならセントーサ島
セントーサ島にはカジノ、ユニバーサルスタジオなどアミューズメント施設が集まっており、ホテルもリゾート仕様。
海はあまりきれいではないので、あくまでシンガポールでのリゾート気分が味わいたいという人におすすめ!
シティサイドまではアクセスが悪いので、特にセントーサでゆっくりしたいというわけでないなら、セントーサを拠点とするのはあまりおすすめしません。
シャングリラ ラサ セントーサ リゾート(Shangri-La’s Rasa Sentosa Resort & Spa)
セントーサ島にあるシャングリラ ラサ セントーサ リゾートは、小さな子連れで行くなら確実におすすめできるホテルです。
ユニバーサルスタジオ・シンガポールのあるワールドリゾートセントーサエリアまではホテル前から無料のバスが出ているのでアクセスも悪くありません。
5~12歳が利用できる子供たちに大人気のキッズクラブは、子供にとっても大人にとっても最高のサービス!
レストランも子供用にバイキングがあったり、プールはもちろん近くに水遊び場があったりと安心して遊ばせられる場所がたくさんあります。
Wシンガポール・セントーサコーヴ
Wシンガポール・セントーサコーヴは間違いなく、セントーサでおしゃれ度ナンバーワンのホテル!
わたしはWブランドが大好きで、世界中のWに泊まってきましたが、シンガポールも素晴らしかったです。
子供が喜ぶアメニティやぬいぐるみのプレゼントもあり、娘はにっこにこ!
広いプールでは子供たちがたくさん遊んでいました。
子供が喜ぶホテルがいいけれど、大人も快適に過ごしたいというファミリーにとてもおすすめのホテルです。
食事のレベルや洗練度はシャングリラよりWの方が圧倒的によかった。
唯一の難点がユニバーサルスタジオや水族館まで距離が離れていること。
バスや車を使えばすぐの距離ですが、他のホテルと比べるとややデメリットになると感じました。
王道のシンガポールを楽しむならマリーナベイ
マリーナエリアは、シンガポール観光のハイライト!
マリーナベイを取り囲む一帯は、注目のスポットが集まる一大観光エリアになっています。
近年の開発の中でも、最も劇的な変化を遂げた現在のシンガポールを象徴する場所です。
マリーナベイサンズにマーライオン。ガイドブックの表紙になるような景色はここで楽しめます。
ガーデンズバイザベイも大好きなエリア。子供の水遊びや夜のショーは幻想的でオンリーワン。
夜の涼しくなった時間に無料で楽しめるのも嬉しいですね。
大人気エリアのためホテルの金額は最も高く、平均で1泊5万円以上。お値打ちのホテルを見つけたらすぐに予約をとっておさえておきましょう!
ガーデンズバイザベイの周辺は子供の遊び場も多く、家族連れにもおすすめです。
シンガポールで最も有名なホテルのマリーナベイサンズや、人気の高いフラートンはマリーナベイにあります。
マリーナ ベイ サンズ(Marina Bay Sands)
SMAPのCMで一度は目にしたことがある方が多いはず。シンガポールで最も有名なホテルはマリーナベイサンズでしょう。
世界最大の屋上インフィニティプール、飲食店20軒、ワールドクラスのカジノを併設してており、宿泊せずとも足を運びたい観光スポット!
シンガポール屈指のショッピングモールや、「フューチャーワールド」の常設展があるアートサイエンス・ミュージアムに直結しています。
2,500も部屋数がある超大型ホテルなので、できればマリーナ側の高層階を選んでシンガポールの夜景を独り占めしてください!
ショッピングモール直結は雨の日などとても便利で、近隣のマリーナ観光にもぴったりですよ!
ザ フラートン ホテル シンガポール(The Fullerton Hotel Singapore)
マリーナ・ベイ・サンズの対岸にあるヘリテージホテル「ザ・フラートン・ホテル・シンガポール」は、1996年まで中央郵便局として使われており、改装費用約240億円をかけて2001年にホテルとして開業しました。
もともとは、1928年にシンガポールがイギリスの植民地であったころに建てられたもので、第2次大戦での日本の降伏について話し合われた歴史的な場所でもあります。
シンガポール在住者にどこに泊まろうか相談したら、フラートンの名前をあげる方多数!駐在からも人気の声が高いホテル。
立地が良いのはもちろんのこと、そのクラシカルな建築に魅了されること間違いなしでしょう。マリーナベイの夜景は本当に最高!
若者の街ブギス
マリーナベイに泊まってみたいけど予算が厳しい人におすすめなのがブギス周辺とチャイナタウン周辺(ブギスとチャイナタウンは同じエリアではなく、離れています)。
利便性と料金のバランスがよく、わたしもよく利用するエリアです。
ブギス周辺は利便性がよく、空港や他のエリアからも簡単にアクセスできます。
観光スポットというよりはショッピングや食事をするのに利用されることが多く、若者も多い活気ある場所で、わたしは渋谷のようなイメージをもっています。
シンガポールで有名なホーカー(屋台)やモールもたくさんあり、日本食や日系のお店も豊富なので、ホッとできる人も多いかもしれません。
ショッピングモールのブギスプラス(bugis +)では、屋上にFish @ Bugis+というエビ釣りができるお店があります。
子供は海老釣りが大好き!!釣ったエビはその場で焼いて食べることができます。
わたしの大好きなアラブ・ストリートも徒歩圏内。
フォトジェニックなエリアなので、ぜひ足を運んでみてください!
グルメの街チャイナタウン
マリーナベイに泊まってみたいけど予算が厳しい人に、ブギスと並んで宿泊の候補になるエリアがチャイナタウン。
チャイナタウンはMRTチャイナタウン駅周辺からテロック・アヤやタンジョン・パガーあたりまで
ブギスと同様に利便性と料金のバランスがよく、はじめての子連れシンガポールで長期滞在しました。
植民地時代より中国からの移民が多く集まるエリアで、今も昔も活気のある街です。
中国のお祭りの時期になると華やかに飾り付けられ、とっても賑やか!
そして、シンガポールに何度も旅行しているわたしが、このエリアを何度もリピートしている理由はもちろん食事!
チャイナタウンには美味しい中国料理の飲食店がいっぱいあって、満足度がとっても高いから♡
そのうえホテル代も抑えめなので、多くの人におすすめしたいエリアです。
金額重視ならリトルインディア
セラングーンロードを中心に広がるリトルインディア。
立ち並んでいるショップやレストランを見れば、一目でそこがリトルインディアだと分かります。
中心エリアの中では最もリーズナブルで、わたしも何度もこのエリアに宿泊しました。
国内の中では少しだけ治安に不安があること、シンガポールに来たのにインドがメインではちょっと…という人にはおすすめできませんが、価格重視の場合は十分選択肢にいれてOK!
日曜日はかなり混雑するため、あまり近寄りたくないという駐在者も多数。この日は早めに出かけてしまうのがいいかもしれません。
ちなみに、これより郊外になるとバス・MRTの移動だと時間がかかってしまったり、タクシー移動が逆に高くついたりするので、短期旅行であればある程度中心で宿を探すことをおすすめします。
ワン ファラー ホテル (One Farrer Hotel)
ワンファラーホテルはMRTファーラー駅の上という便利なロケーション。広々としたお部屋、スイート、ヴィラを提供しています。
24時間のムスタファが徒歩5分と深夜のお出かけにもアクセスが良く、立地の良さが人気の秘密です。リトルインディアから1駅の立地とあって、他のホテルと比べるとリーズナブルな価格でコスパが良いのも特徴。
プールの評判もとても高く、快適な滞在ができるでしょう!
ショッピングを楽しむならオーチャード
オーチャードはシンガポールの銀座とよばれ、東京とかなり似た雰囲気のエリアです。
人気高級ホテルが集まり、わたしも何度も宿泊しているのですが、「シンガポールらしさ」がそれほど感じられないこと、買い物に興味がない人には向かないエリアということもあって、おすすめリストからは外しました。
普段首都圏に住んでいる人以外とっては、都会の雰囲気を味わえるオーチャードは楽しいかもしれません。
有名ブランドホテルに泊まってみたい!という人にはイチオシでおすすめホテルもたくさんあります。
少ないですが、一本路地を入るとフォトジェニックな雰囲気の場所もあります。
料金が高くても、しっかりしたところに泊まりたいという人にぴったりの高級エリアです。
シンガポール子連れ家族旅行のおすすめホテルまとめ
シンガポールは外でのアクティビティも楽しいので、思い切ってホテルは節約するのもアリだと思います。
ただ、日中は暑くて歩くのも億劫になるほど。素敵なホテルに泊まってプールやラウンジを楽しむのもとってもおすすめです!
シンガポールの観光情報は「シンガポール人気観光地を旅のプロが地図付きでご案内|治安・行き方・おすすめ土産・ホテル」で詳しく説明しています。
地図と写真付きで色々と紹介しているのでこちらもぜひあわせてご覧ください♡
東南アジアのホテル予約は
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